一般葬に参列する際は、香典を持参するのが基本です。ただ「どのくらいの金額を包めば良いのか分からない・・」という人も、多いのではないでしょうか。お葬式は急に参列することになるので、前もって相場を確認しておくと心にも余裕が出来ます。
包む金額は故人と自分との関係性、そして自分の年齢でも変わります。例えば20代の人が、両親のお葬式に参列する時の平均相場は約3万円から10万円です。これが40代となると10万円以上包むのが平均的な金額となります。
祖父母という場合、20代は1万円、30代は1万円から3万円、40代は3万円から5万円が平均的な相場です。一般的に香典は自分と近い存在の人に多く包む、そして年齢が上がれば上がるほど包む金額も高くなる傾向にあるようです。
包む金額だけでなく香典を用意する時には、筆書きしなければいけないということも覚えておきましょう。自分の名前は筆で書く必要があります。この時、使用するのは薄墨でなければいけません。「涙で墨も薄まる」と悲しみの気持ちを表すために、薄墨で描くのがしきたりです。
ボールペンやサインペンで書くのはもっての他ですし、普通の濃さの墨で書くのもマナー違反となります。お葬式はいつ参列するか分からないものなので、薄墨の筆ペンももしもの時のために事前に購入して準備しておいたほうが良いでしょう。100円ショップなどでも販売されており、手軽に購入できるようになっています。